はじめての Docker
Docker は、アプリを動かす環境をまとめて扱いやすくする仕組みです。 まずは細かいことを全部覚えなくても大丈夫です。 このページでは、Docker Desktop をインストールして、最初のサンプルを動かすところまでを体験します。
Docker は何をしてくれるもの?
Docker は、アプリとその実行環境をまとめて扱いやすくする仕組みです。 「自分のPCでは動くのに、ほかの人のPCでは動かない」を減らすのに役立ちます。
Docker が役立つ場面
開発に必要な環境をそろえやすくなり、同じ構成でアプリを動かしやすくなります。
最初はここだけでOK
まずは「Docker Desktop を入れて、サンプルを動かす」ところまでできれば十分です。
最初のゴール
このページの最初のゴールは、次の3つです。
まずは Docker を使えるようにします。
Docker コマンドが使えることを確認します。
最初のサンプルを実行して、Docker が動くことを体験します。
Docker Desktop を入れる
https://www.docker.com/products/docker-desktop/ を開き、Windows 版をダウンロードします。
画面の案内に沿ってインストールします。 途中で必要な設定が表示された場合も、まずは案内に沿って進めれば大丈夫です。
インストール後に Docker Desktop を起動し、準備が完了するまで待ちます。
補足
Windows では、Docker Desktop の利用にあたって WSL2 が必要になることがあります。 ここでは詳細は追わず、まずはインストーラーの案内に沿って進めれば大丈夫です。
Docker が使えるか確認する
PowerShell またはコマンドプロンプトを開いて、次のコマンドを入力します。
# Docker のバージョン確認 docker --version
確認ポイント
バージョン番号が表示されれば、Docker コマンドが使える状態です。 エラーになる場合は、Docker Desktop が起動しているかを確認してみてください。
hello-world を動かしてみる
次のコマンドを実行すると、Docker がサンプル用のイメージを取得して、短いメッセージを表示します。
# 最初のサンプルを実行 docker run hello-world
ここで何が起きているの?
- 必要なイメージを取得する
- そのイメージを使ってコンテナを起動する
- メッセージを表示して終了する
最初に知っておくと楽な用語
イメージ
アプリを動かすためのひな形です。
コンテナ
イメージをもとに、実際に動いているものです。
Docker Desktop
Windows や Mac で Docker を使いやすくするアプリです。
イメージ図
最初は、イメージからコンテナを動かす関係だけ分かれば十分です。
まずはこの3つでOK
入門では、最初に全部覚えなくても大丈夫です。まずは次の3つだけで十分です。
docker --versiondocker run hello-worlddocker ps慣れてきたらやってみること
入門では、まず Docker Desktop を入れて docker run hello-world を試すところまでできれば十分です。
慣れてきたら、次は自分のアプリを Docker で動かす流れに進みます。
アプリを動かすための「作り方」を書くファイルです。Python スクリプトなら数行で書けます。
Dockerfile をもとに、実行用のひな形であるイメージを作ります。
作成したイメージから、実際に動くコンテナを起動します。
Web アプリとデータベースなど、複数のサービスをまとめて扱いやすくします。
次のステップのイメージ
自分のアプリを Docker で動かすときは、だいたい次の流れになります。
まずはこの2ファイルを同じフォルダに作って試してみましょう。
# Dockerfile
FROM python:3.11-slim
WORKDIR /app
COPY hello.py .
CMD ["python", "hello.py"]
# hello.py print("Hello from Docker!")
# ビルドして実行 docker build -t my-hello . docker run my-hello # → Hello from Docker!
困ったときは
- Docker Desktop が起動しているか確認する(タスクトレイのクジラアイコン)
- エラーメッセージをそのままコピーして検索すると解決策が見つかることが多いです
- PLUG の Discord で気軽に質問してください